「口コミより広告」は古い?Google口コミが集客を左右する理由
広告よりGoogle口コミの評価が集客を左右します。来店前に約9割が検索し、星4.2を超えたあたりから予約が増えた実感があります。広告は入口、口コミは信頼を作る後押しだと捉えてください。
「広告をやれば客が来る」は、もう通用しない
まず結論から言います。今の時代、Google口コミの評価が集客に直結しています。広告費を月5万円かけても、口コミ評価が低ければ来店には繋がりにくい。これが現場の実感です。
「口コミの重要性は分かってる。でも広告のほうが確実じゃないの?」そう思う方も多いはず。この記事では、その考えが今なぜ通用しにくくなっているのかを説明します。
Google口コミが集客に直結する、3つの根拠
①お客さんは来店前にほぼ必ずGoogleで検索している
消費者行動の調査では、飲食店や美容・健康系サービスを利用する前にスマホで検索する人は約9割にのぼります。そのとき目に入るのがGoogleマップの星評価と口コミの内容です。
広告はタイミングが合わなければ流れてしまいます。でも検索結果に表示される口コミは、お客さんが「行こうか迷っている瞬間」に読まれる。タイミングが違うんです。
②星の数が来店の判断を左右する
Googleが公表しているデータでは、評価が3.9以下の店舗はクリックされにくい傾向があるとされています。実感として、自分のエステサロンで星4.2を超えたあたりから、Googleマップ経由の予約が増え始めました。
お客さんは口コミの内容を全部読むわけじゃない。最初に星の数を見て、3件か4件の口コミだけ流し読みして判断します。その数秒が来店を決める。
③広告と違い、口コミは資産として積み上がる
広告は費用が止まれば効果も止まります。一方、口コミは一度投稿されれば消えない限り残り続けます。10件の口コミが積み上がれば、広告費ゼロの状態でも信頼の証として機能し続ける。これが最大の違いです。
「うちの客層は口コミを書かない」は思い込みかもしれない
よく聞く反論がこれです。「うちはシニア層が多いから、口コミなんて書いてくれない」。私も以前そう思っていました。
ところが飲食店の一つで試しに「Googleでの口コミ、よければ書いていただけますか」と会計時に一声かけ始めたところ、3ヶ月で口コミ数が8件から27件に増えました。書いてくれた方の約4割は60代以上でした。スマホを持っていれば、年齢は関係なかったんです。
書かないのではなく、「書くきっかけがなかった」だけの場合が大半です。
失敗談:口コミを放置したら、広告費が無駄になった
正直に話します。エステサロンを始めて2年目、集客に困ってInstagram広告に月8万円を投じた時期があります。クリック数は増えたのに、予約に繋がらない。原因が分からず3ヶ月続けました。
あとで気づいたのは、Googleマップの口コミが当時5件しかなく、しかも返信を一度もしていなかったこと。広告を見て気になったお客さんが店名で検索したとき、口コミの少なさで不安になっていたんです。広告の前に口コミを整備すべきでした。
広告は集客の「入口」を作るツールです。でも最終的に来店を後押しするのは、口コミという「信頼」の側面が大きい。この順番を間違えると、費用だけが出ていきます。
Google口コミを集客に活かすために、今日から動けること
- Googleビジネスプロフィールを開設・最新情報に更新する
- 既存のお客さんに口コミを依頼する導線を1つ作る(QRコードなど)
- 投稿された口コミに48時間以内に返信する習慣をつける
- 返信文に店名や地名を自然に盛り込み、検索に引っかかりやすくする
なお、代行業者を使ったやらせ口コミや、特典と引き換えに口コミを強制することは、Googleの規約やステマ規制に違反するおそれがあります。あくまで「自然に書いてもらえる仕組みを作る」ことを意識してください。
口コミは「お願いするもの」ではなく「育てるもの」
口コミ集客の重要性を理解したうえで、最後に伝えたいことがあります。口コミは短期間で一気に増やすものじゃなく、6ヶ月〜1年かけてじっくり積み上げていくものです。
1件の丁寧な返信が、次の口コミを呼ぶこともある。お客さんとの関係をオンライン上でも続けていく感覚で取り組むと、自然と口コミが育っていきます。広告の前に、まずここから始めてみてください。
よくある質問|Google口コミと集客の関係
口コミが少ない新規店舗はどうすればいい?
まずは既存のお客さんに依頼する導線を作ることから始めます。私の店でも会計時の一声かけだけで数ヶ月で口コミ数が3倍以上になりました。
低評価の口コミがついたら対応すべき?
放置せず48時間以内に丁寧に返信することをおすすめします。誠実な返信自体が他のお客さんへの信頼材料になり、悪影響を打ち消すことがあります。
口コミ依頼と「やらせ」の境界線は?
自然に書いてもらえる仕組み作りは問題ありませんが、特典と引き換えや業者による代行は規約違反のおそれがあります。あくまで自発的な投稿を促す姿勢が大切です。
この記事を書いた人
エステサロンや飲食店など複数の店舗を営む40代オーナー(店舗経営13年)。自分の店の現場でGoogle口コミ集客に取り組んだ経験をもとに、業種を問わず使えるノウハウを発信しています。