口コミのお願いタイミングはいつがベスト?現場で試した結論
口コミをお願いするベストタイミングは「体験の余韻が残っている退店直後」です。私の店での感覚では、施術後30分以内に声をかけた場合と翌日以降にメッセージを送った場合とでは、投稿率に約3倍の差が出ました。「いつかお願いしよう」と後回しにするほど、お客様の熱量は下がります。
「施術後すぐ頼むのは図々しい」は思い込みだった
以前の私は、お客様が満足している直後に口コミをお願いするのは「押し売りみたいで失礼かな」と感じていました。だから予約確認のメッセージと一緒に翌日送っていたんです。でも、それでは返ってこない。
感情は時間が経つほど薄れます。お客様が「書こう」と思う気持ちのピークは、店を出た瞬間から数十分の間にあります。その窓を逃すと、日常が戻ってきて口コミは後回しになります。
思い切って施術後の会計時に口頭で一言お伝えする方法に切り替えたところ、エステの店では月の新規口コミ数が2件から8件に増えました。図々しいどころか、お客様から「あ、書きますね!」と言ってもらえるケースが大半です。
タイミングを業態別に整理すると
退店直後が原則とはいえ、業態によって「余韻のピーク」が少し違います。整体やマッサージは身体の変化を感じながら帰路につく時間が一番テンションが高い。クリニックは診察室を出て受付で精算する数分間が狙い目です。
飲食店では食後のデザートや食後のドリンクが出たタイミングが最適で、まだ席にいる間にQRコードをさっと渡すと動いてもらいやすいです。美容室ならスタイリングが終わって鏡を見ている瞬間、お客様の満足感が一番高い。このときにひと言伝えるかどうかで大きく変わります。
ジムやパーソナルトレーニングは体験セッション終了直後が絶好のチャンスです。一般に、体験者の約70%は翌日には熱が冷めると言われています。その日のうちに背中を押すことが投稿につながります。
LINE・メッセージでお願いするなら何時間後が正解か?
対面でお伝えできなかった場合や、予約管理をLINEで行っている店舗では、メッセージでのフォローも有効です。ただし送るタイミングには気をつけてください。
退店から2〜3時間以内を目安にしてください。「帰宅してひと息ついたころ」に届くイメージです。私の飲食店では、食後2時間以内に送ったグループと翌日送ったグループで、投稿率に約2.5倍の差が出た時期がありました。
メッセージの文章は短くシンプルにするのが鉄則です。「本日はありがとうございました。よろしければ感想を口コミに書いていただけると励みになります」の1文で十分。長い文章は読まれません。
失敗から学んだ「頼む頻度」の落とし穴
タイミングと同時に気をつけたいのが頻度です。私はある時期、リピーターのお客様にも毎回口コミをお願いしてしまっていました。同じお客様から2回目以降は投稿されないのに、毎回お願いするので関係がぎこちなくなったことがあります。
口コミのお願いは初回来店時か、久しぶりの再来店時に絞るのが現実的です。常連の方には「紹介」の形でお願いする方が自然で、お互いに気持ちよく動いてもらえます。
Google規約を守りながらお願いする
口コミをお願いすること自体は問題ありません。ただし、金品や割引と引き換えに投稿を求める行為はGoogleの規約やステマ規制に違反するおそれがあります。「書いてくれたら次回10%オフ」のような条件付きの依頼は避けてください。
あくまで「感想を書いていただけると助かります」という自然な形でお願いするのが正しいやり方です。ukagAIのような口コミ依頼ツールを使う場合も、送信タイミングの自動化には活用できますが、内容は誠実なものにしてください。
よくある質問|口コミのお願いタイミング
口コミをお願いするのは何回まで?
同じお客様へのお願いは初回来店時の1回が基本です。2回目以降は投稿済みの方がほとんどで、毎回頼むと関係が悪化するリスクがあります。
施術中にお願いしてもいいですか?
施術中より施術後の会計時がベストです。施術中はお客様がリラックスしている最中なので、ビジネス的な話題はテンションを下げてしまう可能性があります。
口コミ依頼のQRコードはどこに置くと効果的?
会計カウンターと退店時に手渡すショップカードの2箇所が最も投稿につながりやすいです。テーブルや待合室に置くだけでは、目に留まらずそのまま帰られるケースが大半です。
この記事を書いた人
エステサロンや飲食店など複数の店舗を営む40代オーナー(店舗経営13年)。自分の店の現場でGoogle口コミ集客に取り組んだ経験をもとに、業種を問わず使えるノウハウを発信しています。