口コミ案内POP・カードで来店客から自然に投稿を増やす方法
口コミ案内のPOPを置くだけで投稿数が変わる理由
「口コミを書いてほしい」と思っていても、スタッフが毎回口頭でお願いするのは正直しんどいですよね。疲れるし、言いそびれることも多い。そこで効果を実感したのが、店内に置く口コミ案内のPOPやサンクスカードです。
実際に私のエステサロンで試したところ、設置前と比べて月の口コミ投稿数が約3倍になりました。スタッフが何も言わなくても、お客様自身が「書いてみよう」と動いてくれるようになったんです。
理由はシンプルで、「書く場所がある」と気づかせてあげるだけで行動率が上がるからです。満足していても、投稿する習慣がない人は約7割いると言われています。きっかけを視覚的に作るのが、POPやカードの本質的な役割です。
口コミ案内POPに入れるべき3つの要素
POPを作るとき、何を書けばいいか迷う方が多いと思います。私がいろいろ試した結果、効果的なPOPには共通して次の3つが入っていました。
- ①投稿先がひと目でわかるQRコード:「Googleマップで検索して…」という手順は離脱の原因です。QRコードを読むだけで投稿画面に飛べる状態を作りましょう。Google ビジネスプロフィールの「クチコミを書く」リンクを短縮してQR化すればOKです。
- ②一言の感謝と「30秒でOK」の一文:「長文を書かなければ」と思っている人は多いです。「一言でもうれしいです」「星だけでも大歓迎」と添えるだけで投稿のハードルがぐっと下がります。
- ③何を書いてほしいかのヒント:「雰囲気・スタッフ・施術の感想など」と例示するだけで、お客様が何を書けばいいか迷わなくなります。
飲食店を経営していたときは、会計レジ横にこの3要素を入れたA6サイズのカードを置きました。1ヶ月で投稿数が8件から24件に増え、その後も月平均20件以上をキープできています。
失敗から学んだ「やってはいけない」POP文言
実は最初のPOPは全然うまくいきませんでした。当時作ったPOPには「ぜひ高評価をお願いします!」という文言を入れていたんです。
結果、投稿数はほとんど増えなかった上に、あるお客様から「なんか押しつけがましい」と直接言われてしまいました。高評価を求める言葉は、お客様に「操作されている感」を与えてしまうと気づいたんです。
POPで誘導するのは「投稿すること」であって、「評価の内容」ではありません。特定の評価を誘導するような文言は、Googleの口コミポリシーにも抵触するおそれがあります。「率直なご意見をお聞かせください」という表現に変えたところ、お客様の反応も自然になりました。
設置場所と枚数で効果が変わる口コミ案内カード
POPは作っても、置く場所を間違えると見てもらえません。お客様の「気持ちが上がっている瞬間」に目に入る場所がベストです。
効果が出やすい設置場所の例
- 会計・受付カウンターの正面(視線が自然に向く)
- 待合スペースのテーブルや雑誌の横
- 退店前にお客様が立ち止まる場所(コートかけ・荷物置き場の近く)
- サンクスカードとして手渡しするパターン(特に初来店のお客様に効果的)
枚数は「1箇所に1枚」よりも、導線上に2〜3箇所設置するほうが見てもらえる確率が上がります。私のサロンでは受付・施術室の出口・玄関の3箇所に置いていて、どこかで目に入るようにしています。
POPのサイズと印刷コストの目安
凝ったデザインにしなくても効果は出ます。A6〜A5サイズで十分で、CanvaなどのツールでB品質のものが30分ほどで作れます。印刷はコンビニで1枚10〜50円。10枚作っても500円以内に収まります。
デザインより大切なのは文言と設置場所です。まず1枚作って試してみて、反応を見ながら修正していくほうが現実的です。
口コミ案内POPを継続的に機能させるコツ
POPを置いても、3ヶ月も経つと「風景」になってしまいます。月に1回程度、文言やデザインを小さく変えるだけで再び目に止まりやすくなります。
また、スタッフが口頭で「よかったらQRから一言いただけると励みになります」と一言添えるとさらに効果が上がります。POPはあくまで「きっかけ」で、人の言葉と組み合わせると投稿率は約2倍近く変わると実感しています。
口コミの件数が増えると検索での表示順位にも影響してきます。まずは今月中に1枚だけ作って、レジ横に置いてみてください。それだけで動き出します。
この記事を書いた人
エステサロンや飲食店など複数の店舗を営む40代オーナー(店舗経営13年)。自分の店の現場でGoogle口コミ集客に取り組んだ経験をもとに、業種を問わず使えるノウハウを発信しています。