口コミを増やす

Google口コミで身バレする?お客様の不安を解消して書いてもらう方法

Google口コミの「身バレ不安」を放置すると、口コミは永遠に増えない

「書きたいとは思ってるんですけど、名前が出ちゃうのが怖くて」——お客様にこう言われたのは、エステサロンを始めて3年目のことでした。当時の私は、そんな不安があるとは思いもせず、ただ「口コミをお願いします」と伝えるだけ。当然、なかなか増えませんでした。

実際、口コミを書くことに抵抗を感じるお客様は少なくありません。ある調査では、口コミを書かない理由のうち「個人情報が心配」と答えた人が約7割にのぼるというデータもあります。この不安を解消しないまま依頼を続けても、結果はほぼ変わりません。

お客様が感じる「身バレ」への不安、その正体は3つある

まず、お客様が何を怖いと感じているのかを整理しておきます。ひとくちに「身バレ」といっても、実は3種類の不安が混在しています。

  • 名前が表示される不安:Googleアカウントに設定した名前がそのまま載ってしまうと思っている
  • プロフィールが特定される不安:アイコンや他の投稿から個人が特定されると感じている
  • 「この店に通っている」とバレる不安:美容系・医療系・整体など、来店自体を知られたくない業種で特に強い

エステや婦人科、ダイエット系のジムなど、来店そのものをプライベートに保ちたいお客様は多いです。口コミを書くことで「あの人ここ行ってるんだ」と知人にわかってしまう、というリアルな怖さがあります。

実際のところ、Google口コミで身バレはどこまで起きるのか

結論から言うと、適切に設定すれば身バレのリスクはかなり下げられます。Googleアカウントの表示名は、本名でなくニックネームに変更できます。変更にかかる時間は1〜2分程度です。

アイコン画像も、設定しなければデフォルトのまま。他の口コミ投稿がなければ、アカウントから個人を特定するのはほぼ不可能です。ただし、Googleアカウントに本名や顔写真を設定したままにしていると、確かにそれが表示されます。「設定によって変わる」という点が、多くのお客様に伝わっていないことが問題です。

お客様に伝えるべき3つの事実

  1. 表示名はニックネームに変更できる(1〜2分でできる)
  2. 口コミを書いても、来店した日時や内容は店側からは見えない
  3. 口コミを書いたことは、フォロワーやSNSの知人には通知されない

この3点を知るだけで、「怖い」という気持ちがかなり和らぐお客様は多いです。私のサロンでは、施術後にこの説明を口頭で30秒ほどするようにしたところ、翌月の口コミ件数が約3倍になりました。

身バレ不安を解消する、現場で使える伝え方

「口コミをお願いします」の一言だけでは、不安は消えません。伝え方を少し工夫するだけで、結果は大きく変わります。

①お会計時に一言そえる

「よろしければGoogleで感想を書いていただけると嬉しいです。ニックネームで書けるので、名前は出ませんよ」——この一言を添えるだけです。難しい説明は不要で、「匿名で書ける」という安心感を先に伝えるのがポイントです。

②POPやカードで視覚的に伝える

口頭で説明するのが苦手なスタッフがいる場合や、忙しい時間帯は、QRコード付きのカードを渡すのが有効です。カードに「ニックネームOK・個人情報は不要」と一言書き添えるだけで、受け取ったお客様の反応が変わります。飲食店でテーブルにQRコードを置いて試したとき、導線を作るだけでも月10件以上の口コミが増えた経験があります。

③LINEやメッセージでフォローする

来店後にLINE公式アカウントでメッセージを送っている店舗なら、そこに口コミ依頼を自然に組み込めます。テキストで「匿名で書けます」と書いておくと、ゆっくり確認してもらいやすくなります。

やってはいけない「身バレ対策」の間違い

一度、常連のお客様に「代わりに書いてあげますよ」と言われたことがありました。気持ちはありがたかったのですが、これはGoogleの規約上、問題が生じるおそれがあります。他人のアカウントで投稿することや、投稿内容を店側が操作することは、Googleポリシー違反やステマ規制に抵触するリスクがあるため、丁重にお断りしました。

代行業者や「書いてくれたら割引」といった金品提供も、規約違反になるおそれがあります。口コミはあくまで、お客様自身の言葉で書いてもらうのが原則です。

「書きやすい環境を作る」ことが、口コミを増やす一番の近道

お客様に口コミを書いてもらえない理由の多くは、「面倒くさい」か「怖い」のどちらかです。身バレへの不安は、正確な情報を伝えれば8割は消えます。残りの2割は、書く手間を減らす導線づくりで補えます。

「お客様が書いてくれない」と嘆く前に、「書きにくい環境を作っていないか」を一度見直してみてください。不安の解消と導線の整備、この2つを同時に進めることで、口コミは着実に積み上がっていきます。

この記事を書いた人

エステサロンや飲食店など複数の店舗を営む40代オーナー(店舗経営13年)。自分の店の現場でGoogle口コミ集客に取り組んだ経験をもとに、業種を問わず使えるノウハウを発信しています。

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