口コミQRコードで集客を変えた、現場で使える貼り方と渡し方
口コミQRコードを置くだけでは、ほとんど増えない
「QRコード貼ればいい」と思っていた時期が、自分にもあります。エステサロンを始めて数年目、レジ横にA4用紙で印刷したQRコードを1枚貼りました。でも1ヶ月経っても口コミは2件しか増えませんでした。
QRコードは「口コミを書きやすくする道具」であって、それ自体が動機をつくるわけではありません。置く場所・渡すタイミング・一言の声かけ、この3つが揃って初めて機能します。
口コミQRコードを作る前に確認しておくこと
GoogleマップのレビューURLをQRコード化するだけでいい
難しい話ではありません。Googleマップで自店を検索し、「口コミを書く」ボタンのリンクをコピーします。そのURLをQRコード生成サービスに貼り付ければ完成です。無料ツールで5分もかかりません。
スマホで読み取ったとき、Googleのレビュー投稿画面が直接開くかどうかを必ず確認してください。Googleマイビジネスの管理画面から発行できる「口コミを依頼する」リンクを使うと、さらにスムーズです。
業種を問わず「読み取りやすさ」が最初のハードル
QRコードは小さく印刷すると読み取れないことがあります。最低でも3cm×3cm以上を目安にしてください。美容室やクリニックのようにお客様が静止している場面では、スタンドやカード形式での設置が向いています。
飲食店では食事中にテーブルへ置いても読まれにくい。会計のタイミングに手渡せるカードサイズのものが、体感で約3倍読まれやすかったです。
口コミQRコードをどこに設置するか、業種別の考え方
「体験後の満足感が高い瞬間」に目線を置く
口コミを書いてもらいやすいのは、施術や食事が終わって「あ、よかったな」と感じている瞬間です。整体やエステなら施術ベッドの脇、ジムならシャワールーム出口の近く、飲食店なら会計の直前が狙い目です。
クリニックや調剤薬局であれば、会計後に渡す明細袋や診察券ケースに同封する形も自然です。お客様の動線上にそっと置く、というイメージで考えてください。
複数箇所に置くと口コミ数が変わる
自分のエステでは、レジ横1箇所だけのときと、レジ横・更衣室・施術後のドリンクトレー上の3箇所に置いたときを比べると、月の口コミ件数が2件から8件に増えました。場所を変えたというより、「目に触れる回数」を増やした効果だと思っています。
設置数を増やすときは、QRコードの下に「よろしければご感想をお聞かせください」など一言添えるだけで読み取り率が上がります。
口コミQRコードを渡すときの声かけで反応が変わる
「よかったら」ではなく「よければ30秒ほどで書けます」
スタッフが口頭で一言添えるだけで、反応率はかなり変わります。「口コミ書いてください」という直接的な依頼より、「スマホで読み取ると30秒ほどで書けます」と時間の短さを伝える言い方のほうが受け取ってもらいやすいです。
整体やマッサージ店であれば、「次回の予約確認をお渡しするついでに」という形でカードを渡すと不自然さがありません。美容室なら会計時にサンキューカードと一緒に渡す方法が定着しやすいです。
代行・やらせ口コミはリスクが高い
「口コミを書いてくれた人に割引する」「社員やスタッフに書かせる」といった方法は、Googleのガイドラインやステマ規制に違反するおそれがあります。アカウント停止や口コミ削除につながる可能性もあるので、避けておくのが無難です。
あくまで「書きやすくする工夫」に集中するのが長く続けられる方法です。
口コミQRコードの効果を3ヶ月で見直す
設置してから3ヶ月を一区切りにして、口コミの増えた数と設置場所の相性を確認してください。増えていなければ、場所・カードのデザイン・声かけのどれかを1つ変えてみます。一度に複数変えると何が効いたかわからなくなります。
ウチの飲食店では「カードのサイズをA6からショップカードサイズに変えた」だけで、翌月の口コミ件数が5件から11件に増えた経験があります。小さな変数を1つずつ試すのが、地道ですが結果につながりやすいやり方です。
口コミが月に10件以上コンスタントに集まり始めると、Googleマップ上での表示順位にも影響が出てきます。QRコードという小道具一枚から始まる変化は、思っているより大きいです。
この記事を書いた人
エステサロンや飲食店など複数の店舗を営む40代オーナー(店舗経営13年)。自分の店の現場でGoogle口コミ集客に取り組んだ経験をもとに、業種を問わず使えるノウハウを発信しています。