MEO・地図対策

NAP統一がMEOに効く理由と、放置したときのリスク比較

NAP統一はMEOの土台。まずここから始めてほしい

Googleマップで上位に表示されるために、口コミ数やビジネス情報の充実度を気にするオーナーさんは多いです。ただ、意外と見落とされているのが「NAP統一」です。NAPとはName(店名)・Address(住所)・Phone(電話番号)の3点。これが複数のサイトでバラバラになっていると、Googleが店舗情報を正しく認識できなくなります。

結果として、MEOの順位が伸び悩む原因になります。派手な施策ではないですが、ここを整えるだけで順位が動いた店舗を何度も見てきました。

NAP統一できている店とできていない店、何が違うのか

具体的に比べると、差はかなり明確です。

NAP統一できていない店に起きること

  • Googleビジネスプロフィールの住所と、食べログや自社サイトの住所が微妙に違う(「1丁目2番3号」と「1-2-3」など)
  • 電話番号がハイフンあり・なしで混在している
  • 移転や番号変更後に、一部のサイトだけ古い情報が残っている
  • Googleが「どれが正しい情報か」を判断できず、信頼スコアが下がる

これが積み重なると、検索結果での表示順位が下がります。地図パックに表示されなくなったり、競合店より後ろに押し出されたりする原因になります。

NAP統一できている店が得られること

  • Googleが店舗情報を正確に認識しやすくなる
  • 複数のサイトから一貫した情報が発信されることで、被リンク的な効果も出やすい
  • お客さんが古い番号に電話してつながらない、というトラブルを防げる
  • MEOの順位が安定し、上位表示が維持されやすくなる

同じ口コミ数・同じ更新頻度でも、NAP統一が整っている店のほうが順位で有利になるケースは実際に多いです。

私が実際にやらかした失敗——NAP放置で3ヶ月ムダにした話

以前、エステサロンの1店舗で電話番号を変更したことがありました。Googleビジネスプロフィールはすぐ更新したんですが、ホットペッパービューティーや自社サイトの更新を後回しにしていました。その間、約3ヶ月は古い番号のまま放置していたことになります。

その期間、「電話したのにつながらなかった」というクレームが2件入りました。さらに振り返ると、その3ヶ月でMEOの表示順位が2〜3位ほど下がっていました。口コミも投稿が続いていたのに順位が伸びない時期で、当時は原因がわからなかったです。NAPのズレが影響していた可能性が高いと、後になって気づきました。

NAP統一の確認は、最低でも7つのサイトをチェックする

「Googleだけ合っていればいい」と思いがちですが、そうではないです。Googleはさまざまな外部サイトの情報も参照して信頼性を判断しています。チェックしておきたい主なサービスはこちらです。

  1. Googleビジネスプロフィール(最優先)
  2. 自社ホームページ・ランディングページ
  3. 食べログ・ホットペッパー・Rettyなど業種別ポータル
  4. Yahooロコ・Bingプレイス
  5. iタウンページ・Navitime・MAPION
  6. Instagramプロフィール欄・LINEの店舗情報
  7. 各種プレスリリースや過去の掲載記事

飲食店なら食べログ、美容室ならホットペッパービューティー、整体やジムならEPARKや各種予約サイトも追加でチェックが必要です。業種によって掲載先が変わるので、自店に関係するサービスをリスト化しておくと管理しやすいです。

表記ゆれを防ぐ——統一ルールを1枚紙で決めておく

NAPのズレで一番多いのは、表記ゆれです。悪意はなくてもいつの間にかバラバラになっています。対策として有効なのは、「NAPの正式表記」を1枚の紙かメモにまとめて決めておくことです。

【店名】〇〇エステサロン(スペースや記号の有無まで統一)
【住所】東京都〇〇区〇〇1丁目2番3号(丁目・番・号の表記に統一)
【電話番号】03-XXXX-XXXX(ハイフンありで統一)

この「マスターデータ」を決めておくと、新しいサービスに登録するときも迷わないです。スタッフに更新を任せるときも、このメモを渡せば表記ゆれが起きにくくなります。

NAP統一の効果が出始めるまでの目安は1〜2ヶ月

NAP統一はすぐ順位が上がる即効性の施策ではないです。Googleがクロールして情報を更新するまでに時間がかかるため、効果を感じ始めるまでに約1〜2ヶ月かかるのが一般的です。ただ、費用はほぼゼロで対応できて、一度整えると維持コストもほとんどかかりません。口コミ施策や投稿頻度の改善と並行して進めると、相乗効果が出やすいです。

地図検索での表示回数が伸び悩んでいる店は、派手な施策より先にNAP統一を見直してみてください。約8割のケースで、何かしらの表記ゆれが見つかるはずです。

この記事を書いた人

エステサロンや飲食店など複数の店舗を営む40代オーナー(店舗経営13年)。自分の店の現場でGoogle口コミ集客に取り組んだ経験をもとに、業種を問わず使えるノウハウを発信しています。

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