スマホ口コミ投稿を簡単にする工夫|来店客が動く仕掛け7選
「口コミを書いてください」だけでは、スマホ口コミ投稿は増えない
口コミをお願いするとき、ほとんどの店が「よければGoogleに書いてください」と口頭で伝えるだけです。でも実際には、そのひと言だけでスマホ口コミ投稿に動いてくれるお客様は、体感で約1割ほどしかいません。
問題は「書く気がない」のではなく、「書き方がわからない・面倒に感じる」ことです。ここを解決しないまま依頼し続けても、口コミは積み上がりません。
「スマホ口コミ投稿は簡単」という前提が、そもそもズレている
よく「スマホからならすぐ書けますよ」と言う人がいます。でも実際に試してみると、Googleマップのアプリを開いて、店名を検索して、口コミ欄を見つけて、星を選んで、文章を書く。この一連の流れに慣れていない人は思いのほか多いです。
50代以上のお客様が多い私のエステサロンでは、スタッフが「どこに書くんですか?」と聞かれることが週に3〜4回ありました。案内していた自分たちが、相手の実態を見えていなかったわけです。
「スマホがあれば誰でも書ける」は思い込みです。投稿までの手順を、こちら側が徹底的に短縮してあげる必要があります。
スマホ口コミ投稿のハードルを下げる7つの工夫
① QRコードで投稿ページに直接飛ばす
Googleビジネスプロフィールにはレビューページへの直リンクを発行できる機能があります。そのURLをQRコード化して、レジ前や会計時の紙に印刷するだけで、投稿ページまでの手順がゼロになります。
私の飲食店で導入したとき、口コミ数が翌月から月に約3件→8件に増えました。QRコードひとつで、これだけ変わります。
② 「書く内容」を3つ提示する
「何を書けばいいかわからない」という心理的なハードルが、スマホ口コミ投稿を止める最大の理由のひとつです。「①スタッフの対応②施術・料理の感想③また来たいかどうか、の3点だけ書いてもらえると助かります」と伝えると、迷いが消えます。
③ 投稿をお願いするタイミングを会計直後に固定する
満足度が高い瞬間は、サービスを受け終わった直後です。その場でQRコードをお渡しする、もしくはLINEでURLを送る、という流れを店舗のルールにしてください。時間が経つほど投稿率は下がります。
④ ショートメッセージやLINEでURLを送る
QRコードを持ち帰っても、後で読んでもらえるとは限りません。来店翌日か翌々日に、レビューURLをLINEやSMSでフォロー送信する店は少ないですが、効果は高いです。送るタイミングは来店から24〜48時間以内が目安です。
⑤ スタッフ自身がスマホで投稿デモをしてみせる
「実際にやってみると30秒もかかりませんよ」とスタッフが自分のスマホで投稿画面を見せながら伝えると、お客様の「難しそう」という先入観が崩れます。特に初めて口コミを書くお客様には、この実演が一番効きます。
⑥ 星だけの投稿でもOKと伝える
「文章を書かなきゃいけない」と思っているお客様は想定以上に多いです。「星の評価だけでも全然ありがたいです」と一言加えると、投稿へのハードルが大幅に下がります。文章なしの投稿でもMEO評価には影響するため、件数を積み上げる段階では特に有効です。
⑦ 投稿してくれたお客様に次回使えるサービスを渡す
口コミを書いてくれたお客様に、次回使える割引や特典を渡す店は増えています。ただし、「高評価を条件にした報酬」はGoogleの規約やステマ規制に違反するおそれがあります。あくまで「投稿してくれたこと」への感謝として渡す形にしてください。
失敗した経験から学んだこと
以前、口コミ依頼をまとめてメルマガで送ったことがあります。「ぜひGoogleに口コミをお願いします」という内容を約200名に一斉配信しました。結果は2件の投稿のみ。投稿率1%です。
一斉配信は「自分に向けられた言葉」として伝わりません。口コミ依頼は、来店したその日に、その人に向けて伝えることで初めて機能します。タイミングと個別性が、スマホ口コミ投稿を動かす鍵です。
仕組みを作れば、口コミは自然に積み上がる
口コミが少ない店の多くは、依頼の「仕組み」がないまま個人の感覚に頼っています。QRコード・伝えるタイミング・書く内容の提示、この3つを整えるだけで投稿数は大きく変わります。
Googleのローカル検索では、口コミの件数と評価が検索順位に直結します。1件増えるごとに、あなたの店が地図の上位に近づいていきます。特別なツールを使わなくても、今日からできる工夫が必ずあります。
この記事を書いた人
エステサロンや飲食店など複数の店舗を営む40代オーナー(店舗経営13年)。自分の店の現場でGoogle口コミ集客に取り組んだ経験をもとに、業種を問わず使えるノウハウを発信しています。