Googleマップ上位表示のコツを現役オーナーが本音で答える
Googleマップ上位表示、何から手をつければいいですか?
結論から言うと、まずGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の基本情報を完全に埋めることです。店名・住所・電話番号・営業時間・カテゴリ——これらに抜けや誤りがあると、Googleが店舗情報を正しく評価できません。
私がエステサロンを開業して間もない頃、カテゴリを「美容サービス」という曖昧なものにしていました。「エステティックサロン」に変更しただけで、マップの表示順位が2週間ほどで体感できるくらい上がりました。小さな修正でも、検索結果への影響は思ったより大きいです。
上位表示を左右する要素は何ですか?
Googleは主に「関連性」「距離」「知名度」の3軸で順位を決めています。距離はコントロールできませんが、残りの2つは対策次第で変わります。
関連性を高めるには、ビジネス説明欄やサービス欄にお客さんが実際に検索しそうな言葉を自然に入れていくのが基本です。知名度は口コミの数・評価・返信の有無などが影響します。口コミ数が10件と50件では、検索結果での扱われ方が明らかに違います。
投稿頻度はどれくらいが目安ですか?
週1回以上のGoogleの投稿(旧「投稿機能」)が、現場感覚でいうと最低ラインです。飲食店時代に月1回しか投稿していなかった時期は、上位に出るどころか3ページ目あたりをさまよっていました。
週2〜3回に増やしてから約3ヶ月で、主要キーワードでのマップ表示が安定してきました。内容はキャンペーン情報でも、季節メニューの写真だけでも構いません。継続して更新している店舗と、止まっている店舗では扱いが変わるとイメージしておくといいです。
口コミは数と評価のどちらが大事ですか?
どちらも大事ですが、あえて優先するなら「数」より「鮮度」です。2年前に高評価を50件集めても、ここ半年で口コミがゼロなら新鮮な情報とは見なされにくい。定期的に新しい口コミが入り続ける状態をつくることを意識してください。
平均評価は4.0以上を目指したいところです。約8割のユーザーが、予約や来店前にGoogle口コミをチェックするというデータもあります。ただし、評価を上げたいからといってサクラや口コミ代行を使うのはGoogle規約やステマ規制に違反するおそれがあるため、やらないほうが無難です。
口コミの返信はしなくていいですか?
絶対にしてください。返信はSEO的にも効果があると言われていますが、それより大きいのは「見ている人への印象」です。口コミに何も返さない店より、丁寧に返信している店のほうが来店前の信頼感が段違いです。
返信の目安は投稿から48時間以内。低評価のコメントにも感情的にならず、事実に即した返信を1〜2文で書くだけで、むしろ誠実さが伝わります。
写真はどのくらい登録すればいいですか?
最低でも20枚以上、できれば定期的に追加していくのが理想です。Googleは写真の枚数と更新頻度も評価に使っていると言われています。外観・内装・メニュー・スタッフの様子など、来店前の不安を取り除ける写真が特に効果的です。
整体やクリニックなら施術ベッドや待合室の雰囲気、ジムならマシンエリアや更衣室の清潔感——「入ったらどんな場所か」がイメージできる写真を意識して選んでください。
NAP情報って何ですか? なぜ大切なんですか?
NAPとはName(店名)・Address(住所)・Phone(電話番号)の頭文字です。これらの情報がGoogleビジネスプロフィール・ホームページ・各種グルメサイトで一致していないと、Googleが同じ店舗として認識できず、信頼性の評価が下がります。
私の失敗談がまさにここです。移転したとき、食べログや予約サイトの住所を更新し忘れて3ヶ月近く放置してしまいました。その間、Googleマップのランキングが徐々に下がり、気づいてから全サイトを修正したあと回復するまでさらに2ヶ月かかりました。引っ越しや電話番号変更のたびに、全媒体をすぐ更新する習慣をつけておくと防げます。
Googleマップ上位表示は、じつは地道な積み重ねです
「何か一発で効く施策を」と探したくなる気持ちはよくわかります。でも、上位表示を安定して維持している店は例外なく、基本情報の整備・投稿の継続・口コミへの返信・写真の更新を半年〜1年単位でコツコツ続けている店です。
近道はありませんが、やることは明確です。まず今日、ビジネスプロフィールを開いて空欄を1つ埋めることから始めてみてください。
この記事を書いた人
エステサロンや飲食店など複数の店舗を営む40代オーナー(店舗経営13年)。自分の店の現場でGoogle口コミ集客に取り組んだ経験をもとに、業種を問わず使えるノウハウを発信しています。