口コミのお願いの仕方|嫌がられずに増やす7つのコツ
口コミのお願いは「タイミング」と「一言添えるだけの理由」がそろえば、嫌がられることはほぼなくなります。私のエステサロンでは依頼の仕方を変えてから、3ヶ月で口コミ件数が約2倍に増えました。「お願いするのが怖い」と感じている方ほど、この記事で紹介する順番を試してみてください。
「口コミのお願い=押しつけ」は思い込みだった
以前の私は、口コミをお願いすることを「図々しい」と感じていました。だから何も言わずに、自然に書いてもらえるのを待っていたんです。でも1年待っても件数はほとんど増えず、新規のお客様は来ない状態が続きました。
一般に、満足したお客様のうち自発的に口コミを書く人は約10〜15%と言われています。裏を返せば、残りの85%以上の方は「書こうとは思っていない」ではなく、「きっかけがなかっただけ」です。だから、お願いすること自体は失礼でも何でもありません。
実際、私のエステサロンで常連のお客様に正直に話したことがあります。「口コミが集客に直結していて、本当に助かっているんです」とお伝えしたら、「そうなんですね、全然気にしないですよ」と笑って書いてくださいました。遠慮していた自分が少し恥ずかしくなりました。
口コミをお願いする前に整えておく3つのこと
いきなりお願いしても、お客様が迷わないように準備が必要です。この3点を先に整えると、依頼がスムーズになります。
- GoogleビジネスプロフィールのURLを短縮しておく:長いURLは「どこを押せばいいかわからない」という理由で離脱されます。QRコードに変換してレジ横に置くのが現場では一番効果的でした。
- 口コミページに直接飛ぶリンクを準備する:トップページではなく、口コミ投稿フォームに直接つながるURLを使う。この一手間で書いてくれる率が体感で約30%上がりました。
- スタッフ全員が同じ言葉でお願いできるようにする:依頼する人によって言い方がバラバラだと、お客様が戸惑います。一言テンプレートを作って共有するのが先決です。
嫌がられないお願いの仕方はタイミングが9割
口コミのお願いで失敗しやすい最大の原因は、タイミングのずれです。会計中や帰り際の忙しい瞬間に言われると、お客様はプレッシャーを感じます。
私が今もっとも効果を感じているのは、施術や食事が終わって「満足感が最高潮になった直後」のタイミングです。「今日はいかがでしたか?」と感想を引き出してから、自然につなげます。
「よかったと言っていただけると励みになります。もしよければ、Googleの口コミに一言書いていただけると本当に助かります。QRコードをお渡ししますね。」
この流れで伝えると、断られたことはほとんどありません。押しつけではなく「お願い」として届くのは、感想を先に聞いているからです。
依頼する言葉の選び方|この3フレーズを使い分ける
言葉の選び方ひとつで、お客様の受け取り方は大きく変わります。私が試してきた中で、特に反応がよかった言い方を3パターン紹介します。
- 「一言だけで大丈夫です」:長文を書かなくていいとわかると、心理的なハードルが一気に下がります。「星だけでも助かります」も有効です。
- 「新しいお客様に見つけてもらうために使わせてください」:書く理由がわかると、お客様も「協力している感覚」を持てます。義務感ではなく貢献感につながります。
- 「よかった点だけで十分です」:「正直に書いてください」は、ネガティブな内容も書かなければという気持ちにさせることがあります。良かった点にしぼって伝えると書きやすくなります。
なお、特定の内容を書くよう誘導したり、金品と引き換えに口コミを依頼したりする行為は、Googleの規約やステマ規制に違反するおそれがあります。あくまで「自由に感じたことを書いてもらう」という姿勢で依頼してください。
来店後のフォローでも口コミは増やせる
来店中に言い出せなかった場合でも、後日フォローする方法があります。LINE公式アカウントや予約確認メールに、口コミへのリンクをさりげなく添えるやり方です。
私のサロンでは、来店翌日に送るサンクスメッセージの末尾に「もしよければこちらから感想を教えていただけると嬉しいです」と添えています。来店中に伝えた場合と合わせると、月に10〜15件ペースで口コミが増えるようになりました。
大切なのは「しつこくしない」こと。同じお客様に複数回お願いするのは逆効果です。1回伝えたら、あとは書いてくださるかどうかお客様に委ねる。それくらいの距離感がちょうどよいです。
よくある質問|口コミのお願いの仕方
断られたときはどう返せばいい?
「全然大丈夫ですよ、ありがとうございます」と笑顔で即座に引くのが正解です。無理に押すと関係が壊れます。断られても次回来店してくれる方がずっと大事な存在です。
口コミを頼んでいいのは何回目の来店から?
初回より2〜3回目の来店のほうが書いてもらえる確率が上がります。信頼関係が少し積み重なったタイミングのほうが、お客様も自分の言葉で書きやすくなるからです。
スタッフに依頼させるのは問題ある?
スタッフが口コミをお願いすること自体は問題ありません。ただし「書いてもらったら割引する」などの条件をつけるとGoogle規約やステマ規制に抵触するおそれがあるため、あくまで任意のお願いにとどめてください。
この記事を書いた人
エステサロンや飲食店など複数の店舗を営む40代オーナー(店舗経営13年)。自分の店の現場でGoogle口コミ集客に取り組んだ経験をもとに、業種を問わず使えるノウハウを発信しています。